スバル新世代ボクサー 走りはどう変わった?
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
マイナーチェンジしたフォレスター。最大の注目ポイントは、なんといっても21年ぶり(!)に新しくなったFB型・水平対向4気筒エンジンだ。FB型というネーミングの由来は、富士重工とFutureの“F”、Brand NewとBoxerの“B”にあるという。謎解きをするまでもなく、これはもう「スバル(富士重工)の未来を切り開くブランニュー・ボクサーエンジン」というメッセージに他ならない。
実際、FB型はこれからのスバルを背負ってたつ基幹エンジンだ。開発がスタートしたのは5年前。世界各国、とりわけ欧州の新燃費規制(2015年までに販売する新型車の平均燃費を130g/Km以下にする)を視野に入れつつ、設計をスタートしたという。
裏を返せば、従来のEJ型には、燃費向上余地がほとんど残されていなかったということ。ワールドプレーヤーとして生き残っていくためには、世界各国で今後ますます厳しくなる燃費規制に対応する必要がある。そしてそのためには、ネジ1本から見直した完全新設計エンジンをつくるしかない、というのがスバルの判断だったのである。
具体的には、ロングストローク化(φ75mm→φ90mm)とバルブ挟み角の減少(41度→27度)によりコンパクトな燃焼室形状を実現。燃焼効率を向上させた。さらに、吸排気可変バルブタイミング機構(EJ型は吸気側のみ)、EGRクーラー、TGV(タンブルコントロールバルブ)といったデバイスを総動員することで、対EJ型比で約10%の燃費向上に成功した。
しかし、エンジンの魅力は燃費だけでは決められない。果たしてフィーリングはどうだったのか? FB型搭載の第1弾モデルとなったフォレスターの試乗レポートを報告していこう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
フォルクスワーゲン・ティグアン 詳細データテスト おすすめは実用グレード デジタル化はほどほどに
D’stationが初優勝の独走ポール・トゥ・ウイン。最重量mutaはレースでも強い/第3戦GT300決勝レポート
タナクが0.2秒差で逆転。ヒョンデ復帰後初勝利、日曜最速はヌービルに/WRCイタリア最終日
中古車狙ってる人必見!! 無給油・充電だけで「1000km」走ってわかった初代アウトランダーPHEVの実力
ニュルブルクリンク24時間耐久レースの裏側に潜入取材! 極寒のパドックをレポートします【みどり独乙通信】
トップENEOSが痛恨のピットミス。Deloitte笹原&アレジが待望の初優勝でGRスープラ1-2/第3戦GT500決勝レポート
シビック タイプRで24時間レースに挑戦!【石井昌道】
巨大グループ期待の星! 新型プジョーE-3008へ試乗 ダッシュ力競争から1歩引いた214ps
フェチれるアウディ「RS 6 アバント パフォーマンス」の22インチホイール! リアル「運び屋」がチョイスする本物っぷりとは【クルマdeフェティシズム】
【正式結果】2024年スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝
2024年版 「本格派」の高性能オフロード車 10選 道を選ばない欧州 "最強" SUV
BYDが東京工科自動車大学校で初の「EV特別講座」を開催。未来のメカニックたちに伝えたいことと狙いとは
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?